●2013  -慣れ親しんだ校舎での一夜限りの上映会-
 参加者に用意しておいた塗り絵をしてもらい、スタッフがそれを編集・コマ撮りして映像をつくった。これはアートキャンプ1日目の晩に、大きなプロジェクターを用いて16号館の曲面になっている壁面に投影した。
 音楽隊によるBGMが流れ、多くの人々の協力を得ながら1日目の最後を締めくくる上映会となった。沢山の人に見てもらうことが出来、「感動した」「素敵だった」と声をかけてもらえた。2日目には、その塗り絵の原画を展示した。


●2012  -ここでつくり、ここでみる。ーサイトスペシフィック・アートの視点から-

 「記憶」というテーマを掲げた、サイトスペシフィックな作品制作を目指したアートワークショップ。
 制作現場での出来事と共鳴する事を目指し、他のワークショップを映像に収め、グループ毎の投影場所や設置状況などに応じた構成に編集した。
 校舎壁面にプロジェクターで映像を投影、投影スクリーンに自身の影を落として光と影で戯れる試み、ドライアイスの煙で映像を交差させる、撮影した場所に投影してその時のその場所を再現を試みる、空間に手を入れて環境を自分たちに引き寄せる、といったことが行われた。